一日1ブログと意気込んでいましたが、さっそく間が空いてしまいました。いろいろな方からちゃんと生きているか?元気か?と心配されていたので、レセプトの大詰めの休憩時間に書いているわけです。
前回からいろいろ書きたいこともありましたがなかなか筆不精のため書くに至らず。
先月は、高知市医師会主催の北部医療カンファレンスで在宅医療の問題点を診療所の立場からお話ししてくださいと依頼がありましたので発表してきました。
テーマは「医療・介護・保険情報等の一元化の必要性」について。
当院は事務員だけではなく院長である私も患者さんの受け入れに電話応対しているのですが、「保険の種類」「既往歴」「薬歴」「手術歴」「以前のかかりつけ」「福祉を受けているかどうか」などなど様々なことをお聞きしなくてはなりません。
いままで勤務医をしてきたので、このような煩雑な事務作業はしたことがなかったので、病院の事務員さんには頭が下がる思いをしてきました。
ですが、小さなクリニックではマンパワーが足りませんからわたくしもしなくてはなりません。
これらの情報が、伝言ゲームのように、最終下流にある我々、在宅支援診療所には、正確ではない情報が回ってきます。
例、内服薬だと、メマリー→メリスロン
例、訪問看護ステーション、歯科診療所の類似名の間違い
実際、患家に訪問し、ご本人、ご家族に聴取すれば、上記に挙げた医療介護保険情報が不正確な事実に直面します。
情報が来ても情報が不十分なケースが多く、結局は、各前かかりつけ診療所・病院に連絡し、情報提供書を独自に得ていかなくてはなりません。
在宅移行にかかるこれら情報交換で時間的なロスが発生しており、相談員の負担も大きいです。
といった内容です。現在高知県も共有閲覧システム構築に向けて作業開始しているみたいですし、高知大学医学部付属病院と県立安芸総合病院も双方で共有閲覧システムを稼働しているみたいですから、今後は医療介護保険情報のやり取りが楽になるかもしれませんね。
そのあとは懇親会で以前にお世話になった相談員の皆さんと有意義にお話しできてよかったです。
またこんな機会があれば参加したいです。
にしても熱いいですね。熱中症患者さん増えています(当院だけでも)
クーラーは贅沢ではないですガンガン使いましょうと患者さんにお話ししています。
入院しなくても自宅で点滴して元気にしていきますからね!
それにしても先月今月の輸液発注量は尋常ではなかった・・・・
皆さんも体調にはくれぐれも気を付けてください。
また、なるべくブログ書くように頑張ります(前回も同じしめくくりですね笑)