ひまわり在宅クリニックに集う、職員一人ひとりは、日々、人生や生活をかけて懸命に働いています。その私たち職員が「ひまわり在宅クリニックで働いていてよかった」と思えるようなクリニックを目指さなければ、患者さまやそのご家族に最高の医療サービスを提供することもできませんし、存在価値を高めて、医療を通じて社会に貢献することもできません。そのような考えに基づいて、基本理念の冒頭に「全職員の物心両面の幸福を追求する」と掲げています。

従って、私たちは、経済的な安定や豊かさに加えて、仕事に対する誇り、働きがい、生きがいといった人間の心の豊かさを求めていくとともに、心をひとつにして一致団結し、患者さまやそのご家族に最高の医療サービスを提供できるよう、必死の努力をしていかなければなりません。

次に「患者さまやそのご家族に最高の医療サービスを提供する」とありますが、これは、患者さまやそのご家族に在宅医療で必要な安心、訪問診療を通じた快適性、利便性を提供するということを意味しています。

また、「自由闊達なる職場風土」とは、全職員がその立場によらず正しい意見を誰にも遠慮せず表明できる、職場風土を作るということです。そうすればそれぞれが独善的にならず、正しい道に近づいていけると確信しています。

最後に、「存在価値を高め、医療を通じて社会の進歩発展に貢献する」とありますが、これは、私たち職員が、強い採算意識と不屈不撓の精神をもち、公明正大な方法で努力を重ね、「生活困窮者に対する医療機器費用補助」、納税、社会貢献等を実施することにより社会の一員としての責任を果たすということを意味しています。

ひまわり在宅クリニックは、この基本理念を普遍的な経営の目的、経営の基本とし、その実践を通じてその実現を目指していきます。